2025年04月15日 15:13

日本広告審査機構(JARO)は、4月29日〜6月14日まで、アドミュージアム東京にて企画展「愛と苦情の広告史 〜あなたも広告にひとことを〜」を開催する。
JAROは消費者に迷惑や被害を及ぼすウソや大げさ、誤解をまねく広告をなくし消費者から信頼される良い広告を育てたいという思いから、広告主や新聞社、出版社、放送会社、広告会社や広告制作会社などの広告に関係する企業が自ら集い、1974年に設立された広告・表示に関する民間の自主規制機関。
広告は企業から生活者への一方通行の手紙だと思っていないだろうか。商品を買う・買わない、企業を好きになる・ならないのみならず、気になることや違和感、不満を伝えることも、生活者からの大切な返信(声)だ。JAROはその声を受け止め続け、2024年の創立50周年に記念サイト「苦情の50年史」を公表した。本展では、この50年の記録を中心に、江戸時代や明治時代の広告までさかのぼり、広告と生活者が織りなしてきたコミュニケーションの歴史を紹介する。会場のゾーン3は、JAROが2024年10月1日に公開した「苦情の50年史」を基にした展示。50年にわたる受付件数や社会的な出来事を年表風に掲載し、その年代を象徴する苦情を吹き出し(生活者の声)の形で紹介している。
入場料は無料。会期は4月29日~6月14日。開館時間は火~土曜12時~18時。会場は、アドミュージアム東京 企画展示室(東京都港区東新橋1-8-2カレッタ汐留)。