2025年04月15日 09:05

リスミィは、世代ごとの占い利用実態を明らかにするため、15~59歳の男女428名を対象にアンケートを行った。本調査では、Z世代が他の世代よりも占いを日常的に活用しており、SNSでの結果共有やスキマ時間の利用が特徴的であることがわかった。
Z世代は他の世代よりも占いを日常的に活用しており、特に「週1回程度以上」の高頻度利用者の割合が高く、占いが生活の一部として定着している。占い結果の共有方法には明確な世代間ギャップがあり、Z世代はSNSを活用した情報共有に積極的である一方、X世代はプライベートな情報として捉える傾向がある。
占いをチェックする時間帯は世代によって異なり、Z世代は移動時間などのスキマ時間を有効活用する特徴が見られる。占いの種類の好みには世代差があり、Z世代はタロットカードや姓名判断など多様な占いに関心を持つ一方、X世代は星座占いへの根強い人気がある。
この結果からは、Z世代が占いを単なる運勢予測として捉えるだけでなく、SNSでの共有を通じたコミュニケーションツールや、スキマ時間に消費するコンテンツとしても活用している様子が見えてくる。
デジタル環境を使いこなし、常に新しい情報に触れているZ世代にとって、占いは日常生活に自然と組み込まれた身近な存在となっているようだ。この傾向は今後も続き、若い世代を中心に占いの楽しみ方や活用法がさらに多様化していくかもしれない。