2025年04月14日 16:25

富士高周波工業は、金属3Dプリンティング導入を検討する顧客の課題を解決し本格導入を実現するためのエンジニアリングプラットフォーム「3Dプリンティング研究所」を設立した。金属3Dプリンティング技術の導入に必要な「設計」「解析」「実装」「評価」の4つの重要なステップを一貫して提供。利用者の技術導入を強力にサポートする。
3Dプリンティング技術の進展は、製造業をはじめとする多くの業界に革命をもたらしている。特に金属3Dプリンティングは航空宇宙、自動車、医療分野などで、高精度・高強度を求められる部品や製品の製造において、その可能性が急速に広がっている。しかし、その導入には専門的な知識と技術が必要。
「3Dプリンティング研究所」は、設計から最終製品の評価までのプロセスを支援することで、金属3Dプリンティング技術の導入をスムーズに行い、事業成長を加速させることを目指す。
「3Dプリンティング研究所」では、設計から造形、評価に至るまで、一貫した技術体制を構築している。同研究所の中核を成す技術的特長のひとつが、「DfAM(Design for Additive Manufacturing)」。3Dプリンティングに最適化された設計手法を活用し、構造性能と製造性を両立。トポロジー最適化、CAE解析、積層方向の最適化といった技術を駆使し、金属3Dプリントの特性を最大限に活かした最適設計を実現する。