2025年04月14日 12:55

日本教育再興連盟(ROJE)は、4月3日、ギフテッド傾向があり、学校に馴染みづらさを感じる中高生のための新たな対面型の居場所「sparK(スパーク)」を、東京都渋谷区内に開館した。
ROJEは、「教育で未来をつくる」をビジョンに、主に大学生・大学院生が中心となって、様々な教育課題の解決に向けた活動を行っている。「sparK」は、ROJE内の「ギフテッドプロジェクトsprinG(スプリング)」の一環として始動したもので、これまでオンライン中心に展開してきたギフテッドの子どもの居場所づくりの活動を、常設型の対面支援へと拡張する初の試みとなる。
「sparK」は、「心がほどける、思考が遊ぶ、創造が輝く」をテーマに、安心して過ごせる空間でありながら、自分の興味や関心に基づいて自由に活動できる拠点。「ラウンジ(Beの場所)」と「スタジオ(Doの場所)」をつくるというコンセプトのもと空間設計をしており、読書や会話、アート制作、探究学習など、多様なスタイルで利用できる。完璧を目指すあまり少し疲れてしまった心に、そっと火を灯すような空間でありたい――。「sparK」は、そんな「心をゆるめる場所」として、子どもたちの内なる輝きを引き出すきっかけとなることを目指す。
参加費は月額5000円〜。開館日は月・木・土曜日、13時30分~18時。所在地は東京都渋谷区(住所非公開)。