2025年04月11日 09:56

NTT ArtTechnologyは、4月10日よりオンラインデジタル絵画サービス「ArtTechView」の配信作品に、小樽芸術村が所蔵する浮世絵師8名による58作品を新たに加えるとともに、「日本画縦型プラン」の提供を開始する。

「ArtTechView」は額装された4Kモニターに高精細デジタル作品データを、ネットワークを通じて配信するサービス。配信する作品データは原画の絵筆のタッチや微細な凹凸、素材の立体感まで忠実に再現されている。身近なさまざまな空間の中で本格的な作品鑑賞を可能にするサービスだ。

NTT ArtTechnologyは2021年10月に「ArtTechView日本画プラン」の提供を開始し、葛飾北斎「冨嶽三十六景」(山梨県立博物館所蔵・全47図)、歌川廣重「東海道五拾三次」(大阪浮世絵美術館所蔵・全56図)が鑑賞できる。2022年12月には、日本画プランに加え、西洋絵画プランを導入し、オルセー美術館所蔵作品(全49作品)を提供してきた。

そして今回、従来より要望があった「日本画縦型プラン」の提供を開始し、似鳥文化財団が運営する小樽芸術村所蔵の浮世絵全58作品を届ける。喜多川歌麿の美人画、東洲斎写楽の役者絵、歌川廣重の名所絵など、素晴らしいコレクションを身近な環境で楽しめる。

提供開始日は4月10日。

NTT ArtTechnology