2025年04月11日 09:56

富山県南砺市は、5月1日〜3日にかけて開催する日本ユネスコ未来遺産「福野夜高祭」の特別見学プランを4月9日より発売開始する。

「福野夜高祭」は、「ヨイヤサ、ヨイヤサ」の掛け声とともに、高さ6m以上の「大行燈(おおあんどん)」が街中を練り回り、勇壮な夜高太鼓が打ち鳴らされる、300年以上も続く歴史ある伝統的な祭りで、南砺地方の春の風物詩だ。福野神明社の氏子である上町・七津屋・新町・浦町・辰巳町・横町・御蔵町の7町の人々によって行われている。この7町の中央に位置する「銀行四つ角」周辺を中心に祭りは行われ、各町の大小様々な色鮮やかな行燈が練り回され賑やかに行き交う。最大の見どころは、「引き合い」と呼ばれる互いの町の行燈を激しく壊し合う儀礼的なケンカ。行燈がすれ違う際に、相手の行燈に飛び乗ったり、吊物(ツリモン)を引っ張って叩き壊したり、激しく勇敢に壊し合う様子は、迫力満点だ。

そして今回、ゆったりと祭りを楽しめる特別見学プランを用意した。特別見学プランでは、大迫力のケンカ行燈を目の前で見ることができる特別観覧席、さらに、南砺の地ビールを楽しみながら地元の素材を使ったお弁当、祭りの雰囲気を感じながらゆっくりと楽しめる特別なお休みどころ(特別休憩所)の利用、祭り関係者による、祭りを観覧するおすすめスポットや、おすすめの見学ルート、祭り関係者だからこその夜高祭り・福野の楽しみ方を案内する。

価格は1万円。開催日は5月2日。発売日は4月9日。

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