2025年04月10日 19:52

KEIPEは、笛吹市に5月2日、ジェラート・干し芋の工場と直売所をオープンする。

「企画で規格を超えていく」をテーマに規格外品も正規品同様に積極活用し「農家さんが安心して作物づくりに専念」できる環境を作りたい。生食用としての販売から加工品の企画・開発まで責任を持ち、畑で生まれた農作物を余すことなく活かしきり、地域に還元していくことを目指す。

多くの農家から「後継者不足・規格外品の行き場がない」などの尽きない悩みを聞き、どうにかしたいと思ったことがKEIPEの原点。試しに規格外の桃を販売したところ予想以上の反響があり、生産者と消費者の間に眠る可能性に気づいた。ここを拾い上げて価値をつくること、そこに雇用も生まれることに意義があると思い、2020年に地域商社事業をスタートした。

事業内で直売所を立ち上げたのは、加工・販売する場を作れば「より多くの農家さんとともに、規格外含めすべての作物に価値をつくり、畑から消費者の手元まで繋ぐことができる」と考えたから。「農家さんが安心して生産できる環境づくり」「農家さんの後継者不足対策」の一助になれるよう、邁進する。

5月2日グランドオープン。nouto(のうと)工場直売所の所在地は、山梨県笛吹市石和町駅前5-5。工場内は「ガラス張り」で、背の低い子どもも製造過程を見て楽しむことができる。