BELLUSTAR TOKYO, A Pan Pacific Hotelは、Clean the World（R）が展開する宿泊者が使用した固形石鹸をリサイクルする、ホスピタリティ業界の固形石鹸リサイクリングプログラムに参画。3月31日に初回の回収を実施した。

Clean the World（R）は、アメリカで設立された社会的企業。世界中のホスピタリティ業界で廃棄される固形石鹸などを回収し、石鹸や衛生用品にリサイクルして生活困難な地域へ寄付、衛生状態の改善支援を目指すプログラムを展開している。

同ホテルが参画するのはClean the World Asiaのプログラム。日本、香港、マカオ、シンガポール、台湾の89 のホテルとパートナーシップを結び、2014年以来、537t以上の石鹸をリサイクル。400万個以上の石鹸などをアジア全域の慈善団体に配布している。3月31日の初回の回収では、従来破棄処分となる宿泊者が使用後に残した固形石鹸3カートンが、新たな石鹸に生まれ変わるために香港のリサイクル工場へと送られた。

同ホテルは、「BEAUTYCLE」を導入した客室バスアメニティボトルのボトルtoボトルでの再利用の実現など、SDGsの観点から地球環境負荷の少ないホテルを目指した取り組みを進めてきた。今回も東急ホテルズが掲げる「地球にやさしいホテル」「まちにやさしいホテル」「ひとにやさしいホテル」を目指し、ホテル事業を通じて持続可能な社会の実現に貢献する。