2025年04月10日 09:46

小学館は、話題のベストセラー科学エッセイ「僕には鳥の言葉がわかる」が発売から3カ月で10万部を突破した。

シジュウカラの鳴き声が「単語」になっており、彼らは文法ルールにのっとって「文章」を作ることもできることを世界で初めて実証した動物言語学者・鈴木俊貴さんの「僕には鳥の言葉がわかる」が、1月の刊行からわずか3カ月で早くも9刷10万部を突破した。著者の鈴木俊貴さんは、東京大学准教授。シジュウカラに言語能力を発見し、動物たちの言葉を解き明かす新しい学問、「動物言語学」を創設。本書が初の単著となる。

「著者がチャーミングで何度も笑ってしまった」「人生の楽しみ方も教えてくれる」「親子で読んでいる」などという声も多く、家庭や学校でも愛読されている。読後は鳥の言葉が自然と耳に入ってくるようになり、世界の見え方が変わる。好きなことをとことん追求する姿勢が、世界的な発見にまでつながることにも感動する1冊だ。

現在、一部書店の店頭では様々な施策を実施中。かわいいシジュウカラのぬいぐるみつきのPOPを用意している。また、同書の内容をまとめたフリーペーパーを配布。読者からの感想が載っており、購読の参考になると評判だ。さらに、近づくとシジュウカラの声と鈴木先生の解説が聴けるパネルも設置。「書店内の遠くからでも鳥の声が聞こえる!」と話題を呼んでいる。

定価は1870円(税込)。

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