2025年04月09日 13:03

カレイドソリューションズは、カスタマーハラスメント(カスハラ)をゲームで学ぶ「ふぞろいな客人たち」を5月12日より提供開始する。
カスハラの条例施行に伴い、企業が研修を行うようになってきている。カレイドソリューションズは、ゲームを用いた企業研修を強みとし、ハラスメント防止研修や逆パワハラ対策等の研修には、年間2000名以上の参加実績がある。今回、ハラスメント防止や逆パワハラ対策等の研修開発の中で得られた洞察・知見を「カスハラ」に適用し、カスハラをゲームで学ぶ「ふぞろいな客人たち」を提供開始する。
カレイドソリューションズのハラスメント研修は全て「第三者介入」といって、被害者と加害者を見たときに、そこに介入する第三者としての立場で行う。これによって、潜在的加害者として心理的安全性の低い場に置かれてきた従業員は、ハラスメント問題を解決する「ヒーロー」として扱われることになる。ゲーム「ふぞろいな客人たち」では多々登場する加害者に従業員が苦しめられていたらどう介入するかといったことを考える。それが、最終的に被害にあったときや加害者にならないような効果につながっていく。
企業はカスハラのガイドラインを作成しているが、パワハラ・セクハラと同様に線引きが難しいと言われている。このため従業員は、どのタイミングでカスハラと判断すべきかが分からずに混乱している。「これってカスハラ?」を考えられる場を設定し、共通認識を持つことで悩みが減る効果が期待される。