2025年04月04日 09:52

三井住友ファイナンス&リース(SMFL)は、グローバルインフラファンドであるBrookfield Corporation傘下のコンテナリース最大手、Triton International Limitedが保有する資産の取得を目的に、Brookfieldと合弁会社を設立し、コンテナリース事業へ参入した。

Brookfieldは、運用資産が1兆米ドルを超える世界有数の投資会社であり、インフラストラクチャー、再生可能エネルギー、不動産、プライベートエクイティなど幅広い分野で投資実績を有する。Tritonは、世界47カ国でコンテナリース事業を展開しており、保有コンテナ数は700万TEUを超え、圧倒的な事業規模とグローバルネットワークを有している。

今般、SMFLは、合弁会社を通じて、Tritonが保有するコンテナリース資産の一部を取得。また、業界トップ企業であるBrookfieldおよびTritonとパートナーシップ契約を締結し、コンテナリース事業へ本格的に参入した。コンテナリース業界は、貿易拡大による輸送用コンテナの需要増加、eコマースの台頭、サプライチェーンの柔軟性確保の必要性などから、今後も持続的かつ安定的な成長が見込まれている。SMFLは、コンテナリース事業への参入により、新たな収益基盤を構築するとともに、SMFLグループの事業ポートフォリオの多様化を図る。

三井住友ファイナンス&リース