2025年04月02日 10:00

グルメ杵屋は、食品ロス削減の取り組みとして「mottECO(モッテコ)」を4月1日から、「杵屋」「そじ坊」をはじめとする280店舗で実施する。

日本では、食べられるにもかかわらず廃棄される「食品ロス」が年間472万トンあり、そのうち236万トンが食品産業から発生している。そのうち59万トンが外食産業であり食べ残しによるものが相当程度を占めている(2022年農林水産省)。

同社では、レストランを利用した顧客が料理を食べきれなかったときに、希望があれば、環境に配慮したFSC認証紙製の容器(有償)を渡す。顧客自身の責任で持ち帰ってもらうことによって、食品ロス・ゴミの削減に取り組むとともに「食べ残したものは自分で持って帰る文化」の普及と啓発を図る。また「mottECO普及コンソーシアム」に参加し、「食べ物を捨てない社会」実現のため「mottECO」を通じ、産官学連携で食品ロスに取り組んでいる。

「mottECO」は、環境省で、利用者とお店の相互理解のもとで、飲食店等における食べ残しの持ち帰りをより身近な文化として広めることを目的として開催した「NEWドギーバッグアイデアコンテスト」でのネーミングの部で大賞に輝いた作品。「mottECO」は「もっとエコ」「持って帰ろう」というメッセージが込められている。

開始日は4月1日。対象ブランドは、杵屋、そじ坊、おらが蕎麦、叶家、丼丼亭、シジャン、しゃぽーるーじゅ、サイアムオーキッド、ティーヌンなど計280店。

グルメ杵屋