2025年04月01日 09:02

メイクワンは、豊田市の産業パワーアップ支援補助金を活用し、自社スタジオを整備した。
メイクワンは、20年以上にわたり外国人に特化した人材紹介業を営んでいる。現在の深刻な人手不足、さらには2027年に外国人技能実習制度が廃止されることにより、特に人材派遣業界での人材確保がますます困難になることが予測されている。このような情勢において、メイクワンは10年以上前からその動向を先読みし、外国人が求人情報を得る手段として、紙媒体よりもSNSの方が圧倒的に有効であることに確信を持った。
SNSを活用した情報発信力を強化するため、メイクワンの自社スタジオに499インチの大画面LEDモニターを導入。この設備は、補助金を活用して整備されたもので、求人情報はもちろん、住居情報や生活に役立つ情報、日本の生活習慣を学べるセミナーなども開催している。月1回のライブ配信では、プレゼント企画などの娯楽コンテンツを提供し、外国人の生活に役立つ情報を発信している。
スタジオの外には、ウッドデッキも設置されており、ちょっとした休憩やBBQなど、多目的に活用されている。このウッドデッキは、外国人と地域の企業や住民が交流できる場としても重要な役割を果たしている。
今後は東海エリアに加え、広島支店(2月開設)を皮切りに、埼玉、新潟、長野などを拠点としてサービスを拡充していく予定だ。そして、企業と就労希望者をつなぐ「Jobpple」という面接マッチングシステムを開発中。人材獲得のDX化を推進する。