2025年03月31日 19:42

REXEVは、電気自動車(EV)における価格連動型スマート充電のコスト削減効果について改めて検証した。
本検証は、REXEVのスマート充電器を導入している企業のうち、電力市場価格や電力メニューに連動したスマート充電機能を導入した企業を対象に実施。当該企業が使用する充電ステーション(充電設備)のEV充電料金を集計・分析し、従来型の充電での電気料金と価格連動型料金を比較した。その結果、電力価格に連動した充電を実施することで、EV充電コストを約20%削減できることを再度確認した。
EV導入を進める上で、ガソリン車からEVに切り替えることによるランニングコストの低減が、経済合理性を持ってEV化を進める重要なポイント。しかし、ガソリン車に比べ、EVの電気料金は変動が大きくなる傾向があるため、適切に管理しなければコスト増加のリスクを伴う。一方で、この価格変動を最適に活用することで、EVユーザーは手軽に充電コストを削減し、ランニングコストをさらに下げることが可能になる。
REXEVは、こうした課題を解決するため、市場価格など時間帯で価格が異なる電力メニューに連動してEV充電を行う、スマート充電機能の提供を開始していた。今回、既に導入済みの充電器について実績を分析した結果、EVユーザーに対するさらなるコストメリットを提供できることが明らかになった。