2025年03月27日 13:00

RemitAidは、現地口座を開設し、海外企業から現地国内振込で受け取りが可能な決済サービス「海外ラクヤス振込」のβ版をリリースした。
同社は、「お金の国境を無くす」をビジョンに掲げ、海外企業との取引で活用できる、クロスボーダー決済プラットフォーム「RemitAid(レミットエイド)」を提供している。
海外企業との取引における債権回収にて、決済に関わる手数料が非常に高いという課題が長期にわたり残り続けている。また、国内取引は基幹システムやインターネットバンキングの発達によって効率化が進んでいるものの、海外取引は前述のシステムが外貨や外為に対応できておらず、多くの手間がかるという課題があった。同社では、クレジットカード決済や現地QR決済を簡単に可能とする決済サービス「デジタル決済」を開発し、1月時点で導入企業数が300社を超えるなど導入顧客が増える中、顧客より「海外の取引先との債権回収に困っている」という声が多数あった。同社のFintechに関する知見と開発力を駆使し、海外取引に特化した債権回収のソリューションを構築することで、より多くの顧客に満足してもらえるのではないかと確信し、「海外ラクヤス振込」の開発に至った。
本事業により、現地に⽀社を創ることなく海外に⼝座を持つことができ、海外企業から現地国内振込で受け取りが可能になる。現地口座を開設した国と同国間での取引が成立する場合、海外の取引先は国内取引と同じ手間とコストで送金が行える。また、通貨によっては個人口座からの振込にも対応可能だ。