2025年03月26日 19:57

東海電子は3月31日より、クラウドシステム「運輸安全PRO」に、車両台帳と日常点検機能を備えた「c点検PRO」を新たに搭載し、販売を開始する。

2018年の経済産業省「DXレポート」発表以降、運輸業界でも安全管理と業務効率化のためのデジタル化が急務となっている。この状況下において、2023年1月に実施された車検証の電子化が、車両台帳のクラウド化を促進する大きな動きとなった。これにより、運輸事業者には車両情報の一元管理、リアルタイムでの更新、さらに、日常点検記録や整備履歴などの安全管理に直結するデータの効果的かつ効率的な管理と活用も重要な課題となっている。

車両台帳「c点検PRO」の主な機能のひとつは、電子車検証ファイルをアップロードするだけの簡単車両登録。また、車検証情報に加え、整備・修理記録、事故記録、保険情報等をタブ単位で管理が可能。車両を利用する際に必要な情報のクラウドでの一括管理を実現する。日常点検はスマートフォンで簡単入力。スマートフォンのアプリからアップロードされた日常点検結果により、点呼業務の効率化と、より厳格な車両安全管理を実現する。加えて、クラウド点呼システム「e点呼PRO(遠隔点呼)」、「e点呼セルフ(自動点呼)」にも連携する。

利用料金は、「c点検PRO」年間利用料/1拠点 1万3200 円(税込)。詳しくはc点検PRO 特設サイトへ。