2025年03月26日 16:12

ネットシスジャパンは3月24日より、宿泊施設内のレストランやカフェの入店にかかる待機時間を可視化、利便性を向上させる新サービス「順番待ちシステム」の提供を開始した。

本システムは、施設内に設置されたタブレットからレストランやカフェの混雑状況や入店までの待ち時間をリアルタイムで可視化、順番待ちの受付を可能にするサービス。また、同社が提供するスマホソリューション「Core Guide」と連動することで、スマートフォンからも同システムが利用可能となり館内飲食店の混雑状況解消、宿泊客の満足度向上を促進する。4カ国語対応で海外からの利用者も負担なく利用可能。

同社では、顧客である多種多様な宿泊施設にヒアリングを重ねるうち、主にビジネスホテルより「館内飲食店は入店まで長時間お待たせしてしまうケースが多くクレーム、キャンセルに繋がるため解消したい」。宿泊客からは「入店までの待ち時間が可視化されていないため、想定より食事に時間がかかり、スケジュールに支障が出てしまった」など、「待機ロス」に関する相談が複数寄せられたことで、開発に着手。このたび、リリースに至った。

本システムは利用者の声を参考に、より満足できるサービスとなるべく改良、ブラッシュアップを継続。将来的には宿泊施設館内の飲食店のみならず病院や市役所、商業施設など訪問者の混雑で困っている施設でも活用可能なサービスとなるべく開発を進めていく。