2025年03月26日 16:04

阪急電鉄は、オリジナルの「応援グッズ」を購入して、阪急電鉄の駅舎への太陽光パネル設置を応援するプロジェクト「阪急ソラエル」を、6月1日スタートする。

阪急電鉄では、脱炭素社会の実現に向けて、現在、駅舎に太陽光パネルを設置する取組を進めている。今回のプロジェクトは、この取組に賛同・共感する人に、同社オリジナルの「応援グッズ」を購入してもらい、その売上を太陽光パネル設置費用の一部に活用するというもの。「阪急ソラエル」には、太陽光パネル(ソーラーパネル)の設置を、応援(エール)してもらいながら進めることで、ユーザーと一丸となって「まちの脱炭素化」を実現したいという想いを込めている。

具体的には、営業運転から引退した鉄道車両の部材を活用して制作したスツールやトートバッグなど、オリジナルの「応援グッズ」を阪急電車グッズ公式オンラインショップ「HANKYU DENSHA SHOP」で販売。売上を太陽光パネル設置費用の一部に活用する。なお、太陽光パネルから生成された再生可能エネルギーは、駅の電力や、本年4月から開始するCO2排出量を実質ゼロとする「全線カーボンニュートラル運行」などにも活用していく。

同社はこれまでに、摂津市駅(2010年)、西宮北口駅(2023年)、正雀工場(2025年)の屋根に太陽光パネルを設置してきた。さらに2025年度は、蛍池駅への太陽光パネルの設置を計画しており、今後も駅舎への設置を進めていく予定。