2025年03月25日 12:55

どうぶつ基金は、1月15日~2月22日まで実施していた第2回「さくらねこ短歌コンテスト」の審査を行い、「さくらねこの日」である3月22日に大賞、各審査員賞、優秀賞を発表した。
どうぶつ基金は、犬や猫の殺処分ゼロの実現を目指す公益財団法人。「さくらねこ」は、不妊手術済のしるしに、耳先を桜の花びらの形にカットした猫のこと。「さくらねこの日」は、一代限りとなった命を健気に生きるさくらねこを、一人でも多くの人に知ってもらうため3月22日を「さくらニャンニャン」の語呂合わせで「さくらねこの日」と制定した(日本記念日協会に登録済み)。
「さくらねこ短歌コンテスト」は、「さくらねこ」のこと、飼い主のいない猫のこと、そして命の大切さを考えてもらうきっかけとするため2024年2月にスタートし、初めての開催にもかかわらず1654首もの応募があった。第2回となった今回も、五・七・五・七・七の三十一文字に猫たちへの想いや愛がぎゅっと詰まった素晴らしい作品が2078首も集まり、その中から大賞、各審査員賞(4首)、優秀賞(10首)の15首が選ばれた。それぞれの歌には「人と猫が互いを尊重して共生する日常」が詠みこまれている。その風景が全国どこでも当たり前となるよう、どうぶつ基金も誠心誠意、活動に取り組んでいかなければ、との思いを新たにした結果となった。