2025年03月24日 20:10

パナソニックハウジングソリューションズは「Webハウズ間取り図積算システム」に「標準仕様呼出し機能」を3月25日より追加。住宅会社ごとの標準仕様が一括選定できるため、業務の効率化が可能となる。
2024年4月より建築業界においても時間外労働の上限規制が実施されたことで、今まで以上に業務を効率的に行うことが求められている。建材製品の見積りは、部屋の大きさ・形などプランにより邸別に変わる必要部材数量の「拾い出し」の後、「仕様選定」により金額を算出し「顧客との打ち合わせ」を実施というプロセスで行う。
パナソニックハウジングソリューションズは見積りプロセスにおける手作業工程を省略するため、積算システムで「必要数量の拾い出し自動化」を実現するなど、省力化に貢献してきた。 CAD連携や間取り図AI積算の機能は「数量の拾い出し時間の削減に繋がる」と好評で、これらを活用した見積りは2024年12月には1000件/月を超えた。
今回新たに、住宅会社ごとの標準仕様が一括選定できる「標準仕様呼出し機能」を追加し、「仕様選定」のプロセスも効率化する。一連の自動化により、従来と比較し、パナソニックハウジングソリューションズ建材製品1邸分の見積り作成時間を約3分の1に短縮する。さらに、打ち合わせ時に便利な、製品図面、間取り図付き提案ボード、間配り表などの資料も自動生成可能なので、住宅会社やパートナーのバリューチェーン全体で業務効率化にも貢献する。