2025年03月21日 12:33

NPO法人キーデザインは、不登校の子どもを対象とした家庭訪問型支援サービス「ホームスクール」の利用者募集を開始した。

不登校の子どもが増加する中で、「学校に行かない=学びや人との関わりが止まる」という現状に悩む家庭は少なくない。キーデザインでは、これまで約5年間にわたり、栃木県内では300を超える不登校の子どもやその保護者を支援してきた。その中で、「自宅で安心して学べる環境がほしい」「家族以外の人とのつながりをつくりたい」という声が多くあった。そこで、今回、家庭訪問型支援サービス「ホームスクール」の利用者を広く募集することを決定した。

「ホームスクール」は、不登校の子どもが自宅で安心して学び、社会とのつながりを取り戻すことを目的とした支援サービス。経験豊富なスタッフが直接家庭を訪問し、学習支援や心のケア、生活リズムの改善サポートを行う。小学生から高校生が対象だ。学校復帰だけを目指すのではなく、子ども一人ひとりのペースを尊重しながら「その子らしい学び方・生き方」を一緒に考えていく。提供するサポート内容は、心のケア:安心できる関係性の中で、お子さまの気持ちに寄り添いサポート、学習支援:お子さまの学習状況に応じた個別対応の学びをサポート、外出支援:家の外での活動に慣れるためのステップを一緒に踏み出す。

対象は栃木県内在住の家庭に限る。

公式サイト