2025年03月19日 12:53

WDCは、AIを活用した保険診断システム 「リアほ」 のOEM提供を開始した。保険に対して「よくわからない」「本当に自分に合っているのか不安」という人や、保険は長期間にわたって加入するものの、十分に内容を理解できていないまま契約している人も多い。「リアほ」はこうした不安を解消し、よりスムーズで直感的な保険選びをサポートするために開発された。

「リアほ」では、基本情報を入力し、簡単な質問に答えるだけで、顧客に合った保険タイプを診断。さらに、AIチャットを通じて、次のアクション(オンライン面談、LINE相談、ダイレクト契約)を提案する。LINE相談機能では、公式LINEのインターフェースを活用することで、慣れ親しんだ環境でスムーズに専門家に相談や質問ができる。管理システムを通じてユーザーを適切なFP(ファイナンシャルプランナー)に振り分けることで、相談内容に応じた専門家とマッチングし、効率的な対応が可能になる。

導入企業は、デザインや回答内容を自由にカスタマイズできるため、自社ブランドのサービスとして提供できる。さらに、本システム導入により、スムーズな相談環境を整えることで、顧客満足度が向上し、売上増加も期待できると考える。

また、顧客がLINE公式アカウントに登録する前に意向把握の画面が自動表示されるため、保険業法の観点からも安全に進められる。このシステムにより、保険業法を遵守しつつ、導入企業やFPが適切なプロセスで相談を進めることができる。