2025年03月17日 15:36

NTT DXパートナーは、金融機関のための企業DX支援プラットフォーム「DXSTAR(ディーエックススター) for Bank」の提供を3月17日より開始する。

企業におけるDXが進まない大きな理由として、人材・情報・資金不足などで独力でのDXが困難であることがあげられる。そのため、DX推進には支援機関が持つ外部の力の活用が有効であり、取引先企業や地域経済と運命共同体の関係にある地域の金融機関にもその役割が大いに期待されている。一方、金融庁の調査によると金融機関の渉外担当者1人あたりの貸出先企業数は平均46社を超え、個社ごとのDX支援を行う時間を割くことが困難であるだけでなく、支援機関としてどういった支援をすべきか、どのような取り組みであれば金融機関にとっても有益な取り組みになるのか、といったDX支援の方法論が確立できていない現状がある。

本サービスでは、非金融領域において地域企業を支援する金融機関向けに「DX推進ポータルサイト(デジタル基盤)の構築」と「共創コミュニティ構築支援」をワンストップで提供。デジタル基盤による地域企業のDX推進支援に加え、地域金融機関を中心とした共創コミュニティを形成し、デジタルと人的サービスを組み合わせた包括的なDX支援を提供することで、企業の成長と金融機関の渉外活動の高度化を実現する新たな取り組みを推進する。

導入・利用に関する費用は、金融機関の要望や導入規模に応じて個別に見積もり。

「DXSTAR for Bank」ホームページ