2025年03月12日 12:06

オープントーンと日本観光振興協会では、生成AIを活用した観光データ分析およびアクションプラン提示サービスの実証を開始する。
近年、観光業界ではデジタル技術を活用したデータ分析の重要性が高まっている。しかしながら、多くの自治体や観光事業者は、地域のデータ収集環境を整えるための時間やコストが大きい、収集したデータの分析・活用方法が分からないといった課題を抱えている。また各種観光情報(アンケート、パンフレット、観光HPなど)を効果的に活用できていないという問題も。
このような状況を受け、オープントーンと日本観光振興協会は、観光庁が公表する統計情報やデジタル観光統計、観光予報プラットフォームのデータを統合した「日本観光振興デジタルプラットフォーム」を活用。新たなサービスの実証を開始する。
本実証では、日本観光振興デジタルプラットフォームが提供する各種データから作成できる観光動向レポートと、各地域が保有するアンケートやパンフレット、観光情報、統計情報を統合。さらに生成AIを活用することで、時間のかかるデータ収集やコストのかかるサイトやシステムを構築しなくても、すぐに使える観光地経営のアクショプランの提供を目指す。
本実証を通じて、観光地経営やプロモーション施策の精度向上を目指し、5月から協力地域の募集を開始する。問い合わせはこちら。