2025年03月07日 09:39

東京地下鉄とメトロ開発は、3月28日より順次、東西線浦安駅高架下に商業施設「M’av浦安(マーヴ浦安)」を開業する。
東京メトログループでは、鉄道高架下用地の有効活用を図るため、M’av(マーヴ)、メトロセンター等の高架下商業施設を展開している。今回、東西線浦安駅高架下について、駅東口側の商業施設開発及び駅西口側の商業施設リニューアルを行い、施設名称を「M’av浦安」とする。「毎日の暮らしに彩りと明るさを加える使い心地の良い場所」をコンセプトに、駅利用者や周辺に暮らす人々にとって、魅力ある場所や価値の提供を目指す。
「M’av浦安」は、3月28日、第1期として浦安駅東口側(EAST)に新たに3店舗を開業。2026年度には、浦安駅西口側施設のリニューアルに伴うグランドオープンを計画している。本施設では、木造枠組壁工法及び木造軸組工法を採用し、東京メトログループ初の木造建築を実現している。木材を積極的に利用することで、建築時に排出する二酸化炭素の量を削減するなど、カーボンニュートラルや脱炭素化に貢献する。また、軒先にデザイン性のある垂木を現し、施設入口に木製のひし形ビームフレームを柱で支える構造が特徴のパーゴラを配し、自然のぬくもりを感じられる空間を演出している。その他にも、鉄道廃材のレールや枕木を中通路床デザインやベンチ素材に活用することにより、環境への取り組みを行っている。