2025年03月06日 19:00

フラーは、アプリ市場分析サービス「App Ape(アップ・エイプ)」で蓄積するデータからアプリ市場の動きやユーザーの姿を読み解く「アプリ市場白書2024」を公開した。
2024年のアプリ市場を見ると、「App Ape」で計測可能な全アプリの1月~12月におけるMAUを合算したアプリ総MAU(月間アクティブユーザー数)は前年比で13%増加した。1ユーザーあたりの1カ月におけるアプリ利用個数は前年比3個増の51個、1日におけるアプリ利用時間は3.3分増の5.1時間。ユーザーがスマホアプリに向き合う頻度や時間は、前年と比較して増加傾向にあることが分かった。
時間帯別アプリ利用率(全年代)を見ると、朝の時間帯から利用が増加し、12時台にかけて一時的なピークを迎えた後、夕方から夜にかけて高い利用率を維持する傾向があった。年代別利用率を見ると、10代が朝から昼にかけて他の年代よりも利用率が低い。60代以上は夕方以降から利用率が下がり始め、夜と深夜の利用率が他の年代と比較して低い傾向がみられた。
またアプリユーザーを3世代に区分し、1日におけるアプリの利用時間・SNSアプリの利用時間・動画アプリの利用時間の3つの指標について取りまとめ、世代間の差異を比較した。その結果、1ユーザーあたりの1日におけるアプリ利用時間を見ると、Z世代が5時間55分と最も長くアプリを利用していることが分かった。「アプリ市場白書2024」ダウンロードはこちら。