Agoraは、「Conversational AI Engine（会話型AIエンジン）」を発表した。この最先端のソリューションにより、開発者は任意のAIモデルにリアルタイムの音声機能を統合し、超低遅延で自然な会話を実現することが可能になる。

本エンジンは、カスタムAIモデルや主要な大規模言語モデル（LLM）プロバイダーのAI、または任意のテキスト音声変換（TTS）技術を活用できる柔軟な設計となっている。リアルタイムの会話フローを最適化、発話の途中での割り込みを認識し、スムーズな対話を実現する。

ほとんどのAIモデルは、まだ音声でのインタラクションに対応しておらず、対応している場合でも最適化が不十分。Agoraの新しいソリューションにより、AIとの会話がよりシームレスで自然なものになる。統合が簡単で、遅延がほぼゼロのリアルタイム音声体験を実現し、企業やユーザーの可能性をさらに広げることができる。

本エンジンは24時間対応のカスタマーサポートや、スマートデバイスの音声操作（IoT機器、ウェアラブル、ロボットの音声制御を実現）、 バーチャルショッピングアシスタント（リアルタイムで商品検索や比較をサポート）に活用できる。ライブAIホストでは、リアルタイムで視聴者と対話し、コンテンツ管理も可能。またメンタルヘルスサポート、ライブチューター、ゲーム内AI NPCなどにも利用できる。