2025年03月05日 15:52

三和商事は、3月9日、東京江戸川区で開催される防災イベント「えどがわ防災フェア2025」の会場において、VR(仮想現実)を活用した防災コンテンツ「火災からの脱出体験」を初お披露目する。
今回初提供となるVRコンテンツでは、「ある日突然震度7の揺れに襲われる」という状況の中、没入型VRで地震による停電や火災などを体感できる。「災害時に取るべき行動」に対するリアルなイメージを各自が持つことで、「防災意識の向上」を促進。いざという時に活用できる知識・経験としてもらうべく、災害時における経験値の向上を図ることを目的としている。
関東大震災から101年目となった昨年、日本では能登の震災から始まり、8月には宮崎県で震度6弱の地震が発生。その後、気象庁から「南海トラフ地震臨時情報」が初めて発表され「巨大地震注意」が呼びかけられた。その後も震度5弱を超える地震が各地で発生しており、一人ひとりの防災・減災への関心に高まりが見られている。
このような中で開催される防災イベント「えどがわ防災フェア2025」は、楽しみながら災害への備えが学べるイベントとなり、同社も実行委員として参画する。本イベントにて、同社はVRコンテンツをはじめとする防災アトラクションや防災用品各種の展示等による「ぼうさい村」を展開。防災用品メーカーなど24社とともに、来場者に様々な体験や体感を通して「自助」を高めるきっかけづくりや、防災・減災に対する「自分ごと」の意識の醸成に貢献する。