2025年02月20日 15:56

椿本チエインとKDDIが共同出資する「Nexa Ware(ネクサウェア)」は、複数のマテハン機器・ロボットを組み合わせたパッケージ「Nexa Warehouse-Smart Pack」を開発。2月20日より提供開始した。
「Nexa Warehouse-Smart Pack」は、物流倉庫における設備導入の時間的・経済的負担を軽減し、迅速に自動化・効率化を推進する物流倉庫向けのパッケージ製品の総称。物流工程の特性に合わせて、マテハン機器やロボットを組み合わせてパッケージ化、標準仕様の「モデル」として設定し、提供する。
今回提供開始する2つの「モデル」は、Nexa Wareのメインソリューションである、汎用性の高いAGVを活用した「T-Carry system」をベースに構成。利用者の「ピッキング工程」「仕分け工程」での運用をスムーズに開始できるモデルとなっている。さらに、業務ニーズに応じてオプションを追加でき、運用に合わせた柔軟な提案を可能としている。
「BtoCパッケージ AGVピッキングモデル」は、AGVによりピッキングケースの搬送を自動化。タブレット端末からピッキング指示を行うことにより、作業者を「歩かせない」「待たせない」「持たせない」「考えさせない」ピッキングを実現。「BtoBパッケージ AGVアソートモデル」は、多様な商品を、省スペースで効率的な仕分けを実現。AGVにより次工程への商品供給を自動化することにより、シームレスな仕分け作業を実現する。