2025年02月20日 15:50

KADOKAWAより2月20日、データ分析を用いて「仮説」を構築する方法論・思考法を明かす「答えはデータの中にある リサーチャーが永く使えるビジュアル分析手法」が刊行される。

著者は、計量経済学の専門家であり、消費動向から企業が持つ情報まで多様なデータを扱ってきた小西葉子さん。小西さんは、「データの意味を理解し活用するためには、ただ数値を処理するのではなく、視覚的アプローチが重要」と説く。

データ分析の有効性が浸透し、普通のビジネスパーソンやリサーチャーでも日常的に膨大なデータを扱うようになった。しかし、「データがあるのに、適切な意思決定ができない」「数値を処理しても、新しい発見がない」といった課題を抱える人は多い。

本書では、「思考のためのグラフ」を描くことで、データの中から隠れた変化を見抜く力を具体的に解説。統計的思考の基礎から、データの粒度を変えることで新たな視点を得る手法、さらにインバウンドや消費トレンドの分析といった実例まで網羅。AI時代に求められる「データを正しく読む力」を養う。

また最終章では、すぐにマネできる「効果的なアンケート調査の極意」を収録。数多くのアンケート調査を主導してきた著者の知見を特別に明かしている。データによるエビデンスがますます重視される現代のビジネス・リサーチの現場に必要な、実践的な一冊。定価1980円(税込)。詳しくはこちら