2025年02月20日 11:57

MOLDINOは、高能率加工用コーナRエンドミル エポックターボミル(ペンシルネック)「ETMP-TH」にフリーネックタイプ35アイテムを追加。2月20日より発売する。

近年、特にアルミダイカスト等の鋳造型においてギガキャストに代表される大型金型の開発が進んでおり、更なる深彫り加工の要求が高まっている。この状況下、加工現場ではとにかく干渉を気にすることの無い状態で工具を使用する場合が多い。同社はペンシルネックタイプの工具を使用することを推奨しているが、加工能率の低下や、工具の種類が膨大になり工具管理面で苦労されているユーザーも存在する。

この課題に対する解決の手段として、同社は工具の干渉リスクを低減し、かつ工具集約を実現するフリーネック形状に着目。ペンシルネックボールエンドミルのフリーネックタイプを昨年2月に先行して発売したが、現場からは荒から中仕上げ領域の加工能率を向上できる工具の要望が多く聞かれた。

そこでこのたび、高能率荒加工で定評のあるエポックターボミルペンシルネック(ETMP-TH)のフリーネックタイプを追加し発売する。金型製造の納期短縮の要請に応える高能率加工用コーナRエンドミルで、オーバル形状の刃径断面を持ち、特にコーナー部の加工でビビり振動を抑制。安定した高能率な切削を実現する。コーナ刃に高剛性形状を採用しており、1刃送り量の大きな高送り加工が可能。価格は1万8280円~17万1620円(税別)。詳しくはこちら