2025年02月14日 09:27

e-dash(イーダッシュ)は、みずほ銀行と、2月13日、中堅・中小企業の顧客に対し脱炭素への取り組みの第1歩から伴走支援するみずほ銀行の「GHG見える化インパクトファイナンス」で協業を開始した。
同社が提供する「e-dash」は、CO2排出量削減への取り組みを総合的にサポートする三井物産発のサービスプラットフォーム。脱炭素の第一歩であるCO2排出量の可視化については、電気やガス等のエネルギーの請求書をアップロードするだけで、事業を通じたCO2排出量(Scope 1・2)を自動で簡単に算出するなど、計算の手間を削減しながら正確なデータを蓄積できる仕組みを提供している。サプライチェーン排出量(Scope 3)についても、ソフトウェア上で手軽に算出・可視化が可能だ。
サプライチェーン全体の脱炭素化には大企業のみならず中堅・中小企業の取り組みが必要不可欠。中堅・中小企業の脱炭素への関心は日々高まる一方、専門知見や人手の不足、どの程度の取り組みが必要かわからないといった課題を抱える企業が数多く存在するのが現状だ。
「GHG見える化インパクトファイナンス」の特徴は、「e-dash」を活用した簡便で正確な排出量の見える化と削減目標の設定、融資期間中のモニタリングを通じた削減目標達成の方策検討により、顧客をサポートすること。同社は、本商品を通じ、中堅・中小企業の脱炭素化を取り組みの第1歩から排出削減の実現まで伴走支援し、気候変動へのポジティブなインパクトを創出する。
取扱開始日は2月13日。