2025年02月13日 15:22

メニコンは、省管理型の姫コウライシバ「ナルオターフ(R)」を2月上旬より順次発売する。「ナルオターフ(R)」は、鳴尾ゴルフ倶楽部(鳴尾GC)のゴルフコース内にある1番グリーンで発見された新種の姫コウライシバ。
「ナルオターフ(R)」は縦方向の伸びが在来品種の1/3以下。そのため芝刈りが不要であることに加え、芝刈りによるゴミが発生しないので、きれいな芝生を簡単に作ることができる。さらに管理が非常に容易で、環境にもやさしく、かつコストの低減も可能。少ない肥料でも葉色が維持され、さらに単位面積当たりの葉数が非常に多く、緻密なターフを形成する。
メニコンでは自社開発酵素等を使用した循環型農畜産業に貢献する資材の開発・生産・販売を手掛けており、環境負荷の低減につながる事業の拡大に取り組んできた。その中で、環境緑地化に貢献する新たな製品として、省管理型かつ緻密なターフ形成により美しい景観造成を可能とする芝に着目。この度、「ナルオターフ(R)」の量産化に成功、販売の準備が整ったので、芝の生産販売を中心にグリーンインフラ事業を展開する。
グリーンインフラ事業への参入は、サステナビリティ方針として掲げている事業を通じて地球環境や社会の課題に対する新しい価値を創造し、社会の発展に貢献することにつながる。メニコンは、今後もステークホルダーとの共創を通じてサステナブルな商品やサービスの開発・提案に取り組み、持続可能な社会の実現を目指す。