2025年01月31日 19:38

CYBERDYNEは、医療用HAL下肢タイプの小型モデルについて、厚生労働大臣より医療機器承認(製造販売承認)を取得した。
同社は2023年6月、既承認の適応疾患に対する医療機器としてPMDAに承認申請を提出しており、この度、正式に承認を取得。本承認により、従来モデル(身長150cm以上を対象)の使用が困難であった身長100cm~150cm(目安)の患者にも、医療用HALによるサイバニクス治療が可能となる。
また、今回の承認取得を受け、米国、欧州、日本の主要3拠点において、小型モデルが医療機器として承認された。これにより、日本では小型モデルを用いた治療の保険適用に向けた申請手続きを進める。それとともに、世界各国における小型モデルの医療機器化を推進し、同社グループにおける医療用HALを利用した事業展開を一層加速させていく。
同社グループは、人とテクノロジーが共生して相互に支えあう「テクノピアサポート社会」の実現と、「サイバニクス(人・AIロボット・情報系の融合複合)産業」の創出による未来開拓を推進している。サイバニクス技術の代表的な製品である世界初の装着型サイボーグHALは、サイバニクス治療として機能再生を促進する高い有効性と安全性が評価され、世界20以上の国・地域への展開が進展。
今後も健康状態、世代を超えた人々の自立度・自由度を高め、生活・心身等の諸問題を解決できる安心安全な社会を実現していく。