2025年01月31日 16:13

シブヤフォントは、2024年度の新データ(フォント・パターン)をリリースした。新データは新フォント11種、新パターン77種で、今までのデータを合わせて累計679種となる。

新作データを含めたフォントやグラフィックパターンは、様々な企業商品・媒体・内装へ利用することが可能。また、シブヤフォントのデータを期間限定でさまざまな事業に活用できるデータ使い放題プランやオリジナルフォント制作など、様々な企業ニーズに応えるパッケージも準備している。企業支援サービスの売上の一部(10%~50%)は、渋谷区内の障がい者支援事業所に還元するなど、SGDsに資する事業として運営する。

シブヤフォンは、渋谷区内にくらし・はたらく障がいのある人が描いた文字や絵をもとに、専門学校桑沢デザイン研究所の学生が、彼らと協働しながらフォントやパターンデータを制作。それらを渋谷区公認のパブリックデータ「シブヤフォント」として誰でも利用できるよう、公式サイトで公開。共に制作する・気軽に使える・商品に採用するという、誰でも参加できるデータの特性を活かして、渋谷区のダイバーシティ&インクルージョンの理念を広げている。

シブヤフォントプロジェクトの取り組みは、これまでたくさんの方々に支えられ、生まれたアート作品の総数は670種以上となった。今後もシブヤフォントがより多くの人に愛される存在となるよう、一層活動を推進していく。