2025年01月28日 09:51

ワークスアプリケーションズ(WAP)は、WAPの購買管理システム「HUE Purchase」が旭洋工業製作所に採用され、稼働を開始した。
WAPは、1996年に日本発のERPパッケージベンダーとして創業。ノーカスタマイズや無償バージョンアップなど革新的なソリューションで、国内大手企業を中心に顧客の成長を支援してきた。HUEは、日本の大手企業向けに開発された国産ERPで、顧客の声で成長し続けることで、業種や業態を問わず幅広い業務要件に対応している。6700以上の標準機能を備え、RFPに対するフィット率は97%を誇る。
旭洋工業では、購買業務の大半を紙やFAXに依存していたため、月300時間以上の工数が発生していた。また、インボイス制度への対応により業務がさらに複雑化する懸念があった。IT人材不足による旧システムの維持コスト増加も課題となっていた。これらの課題を解決するため、柔軟性が高く、既存業務を大きく変えずに導入できる「HUE Purchase」を採用。これにより、購買業務のデジタル化を実現し、工数削減や現場部門でのメンテナンスを含む効率的な保守運用が可能になった。「HUE Purchase」の稼動により、旭洋工業では年間最大18万枚のペーパーレス化が見込まれている。また、インボイス制度への対応を含め、購買業務をシステム内で完結できる環境が整った。これにより、購買情報の検索や入力、承認、分析などの業務が効率化され、最大70%の工数削減が期待されている。