2025年01月24日 10:06

三菱地所設計とPacific Spatial Solutions(PSS)は、香川県丸亀市におけるコミュニティバスやデマンド型交通の利用促進や周辺地域の活性化を目指し、バス停SNSウェブアプリ「バスかめファン!」の試験運用を開始した。
今回、三菱地所設計と、地理空間データの解析やデジタルツイン技術を活用した課題解決を図るPSSの2社は、「まちづくり」と「交通」という観点から、「地方都市における公共交通の利用者の減少」に共通の問題意識を持ち、より多くの人に公共交通を利用してもらい、それによって周辺エリアの活性化を図る取り組みの第一歩として、「バスかめファン!」を開発した。
バスを楽しみ(fun)、丸亀のファン(fan)の輪を広げる「バスかめファン!」は、丸亀市内のバス停についての要望や周辺スポットのシェアしたい情報を投稿したり「いいね」することで、各バス停に住むキャラクター「かめ丸」をみんなで育てる、ゲーム要素を持ったウェブアプリだ。「バスかめファン!」は、各バス停の位置と時刻表を表示するだけでなく、その周辺エリアに関する声を収集するなど、利便性の高い機能を備えている。これにより、地域住民・交通事業者・行政・観光客などの多様なステークホルダーをつなぐプラットフォームとなり、バスや地域の魅力を発掘する。
「バスかめファン!」は、「公共交通オープンデータチャレンジ2024」の開催期間(3月14日までを予定)に合わせて試験運用を行う。