2025年01月21日 15:00

Momoは、建設現場における作業員の安全をさらに強化するため、新たに後付け型のヘルメットセンシングシステム「ヘルメットPalette」の提供を開始する。

「ヘルメットPalette」は、ヘルメットに後付けできる筐体内部に加速度センサを実装しており、作業員の転倒や転落を即座に検知する。転倒・転落の発生に加えて、かかった最大加速度・無重力状態になった時間も送信。異常が発生した場合には、クラウドシステム上での表示に加えて、事前に登録したメールアドレスにメールを送信し、迅速な対応をサポートする。

また、作業員のバイタルデータ(体温、血圧、心拍数、血糖値、血中酸素飽和度)と合わせて、転倒・転落情報を一元管理。これにより、作業員が熱中症や体調不良で転倒したというような健康状態の管理・可視化と安全状況の包括的把握が可能になる。

通常運用100m以上(最長1km)無線通信可能な長距離通信(LPWA)を採用しており、データはヘルメットにバンドで固定できるユニットからLPWA通信により受信機に送信。そのため、設置したLPWA受信機まで見通しが確保できている環境では広範囲で活用できる。

本デバイスは、既存のヘルメットに簡単に後付け可能な設計となっており、特別なヘルメットの導入特別な機器を必要とせず、迅速に導入することができる。ヘルメット内側部分にボタンでパチンと装着・ヘルメットの縁にパチンと挟み込み、筐体を設置するだけ。また、重量は各100g、350gと軽量。詳しくはこちら