2025年01月20日 16:04

OKIは、屋内外問わず保管された製品や設備品などモノの位置情報をスマートフォンで簡単追跡できるロケーション・在庫管理システム「SHO-XYZ(TM)(ショザイ)」を3月から販売開始する。
倉庫業や製造業などモノを保管する業務では、保管場所の管理業務が属人的になりやすく、人的ミスによりモノが行方不明になることが日々発生している。その多くの原因は、保管場所の記録漏れや誤登録。また小規模な倉庫では、人の記憶に頼った管理も多く、一時的にモノが紛失し、その捜索に時間が取られ、予定された期日に出荷できないという問題も発生していた。特に昨今は、物流2024年問題の影響で倉庫での作業者も不足していることから外国人労働者も増えており、言語の壁を越えた運用が必要。
本システムは、モノにQRコード(R)やRFタグを貼り付けることで、スマートフォンから保管位置や在庫情報を一元管理することができる。これにより、モノが紛失するといった現場の課題を解決し、管理工数を大幅に削減することが可能。また、本システムは、月額5万円からサービス利用できるため、小規模倉庫や投資が難しい工場などでも手軽に導入できる。そのほか外国人労働者への多言語対応や現場で使われている特有の文言などにも対応している。
OKIの自社倉庫を使った実証実験では、モノの捜索時間が本システムの未導入時に比べ約75%削減することができた。詳しくはOKI Webサイト「SHO-XYZ」商品ページへ。