2025年01月16日 10:14

ZISEDAIは、建築プラン生成AIサービス、「TASUKI TECH TOUCH&PLAN」に関する特許「地理的領域に関連付けられた情報を提供する方法、プログラム及び情報処理システム」を新たに取得した。

用途地域による建築規制情報は、地理的な位置や範囲に基づいて決められている。そのため同一敷地のなかに、異なる規制が適用となるエリアが複数存在することが多くある。同一敷地に規制の異なるエリアが存在する場合には、建ぺい率・容積率は面積按分し、採光計算では面積割合の大きい方が適用となる。そのため、地図上に指定した敷地形状に適用される建築規制情報を正確に取得することが求められる。また、この建築規制情報はエリアごとに定期的に更新されている。建築ボリュームプランを自動生成するためには、建築規制を常に最新の情報としてデータベースに記憶させることと、複数の建築規制を正確に管理しプログラムに反映させる必要がある。今回、この複数の建築規制の情報取得・管理・更新について、特許を取得した。

検討敷地が大きくなればなるほど、規制の異なる複数エリアにまたがっている可能性が高くなる。そのような敷地であっても、今回の特許取得技術により正確な情報の取得と適用が可能となり、自動的にボリュームプランが算出できるようになったことで、より大規模な事業用地を検討することの多い、大手デベロッパーや大手仲介会社での活用も可能となった。

「TASUKI TECH」サービスサイト