2025年01月14日 12:37

シーエーシー(CAC)は、AIがリモートワーク環境を見守り、在宅勤務のセキュリティを向上させるAI「まもりも」の提供を1月14日から開始する。
在宅勤務の導入は、柔軟な働き方を提供し、採用強化や離職防止の対策になるが、顧客から業務を受託している事業者の場合、誰かがなりすましてPCを操作しないか、画面をのぞき見されないか、といったセキュリティ面の懸念から、顧客企業の同意を得るのが難しいことが少なくない。「まもりも」は、こうした課題に着目し、在宅勤務でのセキュリティ対策に特化したAIとして開発した。
「まもりも」はAIがリモートワーク環境を見守る。AIがPCのカメラ画像から、なりすましやのぞき見、盗撮、離席、カメラ妨害を検知すると、スクリーンロックとカメラ画像取得を実施。既存のWeb会議システムともPCカメラを共用可能なため、新しい機材の追加や設定変更などの手間をかけずに運用できる。「まもりも」の導入により、オフィスや個室相当での就業が要求される業務を在宅で実施可能になるため、企業は、顧客が安心して業務を委託できる環境を整え、在宅勤務で受託できる業務の範囲を拡大することができる。また、リモートワーカーにとっても、自宅で安心して働ける環境が提供されることになる。