2025年01月09日 15:46

ボーンレックスが大田区より受託し運営を行っている大田区実証実験促進事業「HOIP(Haneda Ota Innovation Platform)」はこの度、PIJINとRYDEと連携。区民生活の質の向上やSDGsのさらなる推進を目指し、実証実験を開始する。
実証実験で活用するのは「QR Translator」。これは、ユーザーの携帯端末の設定言語に応じて情報を表示する仕組みを備え、QRコードを中心にさまざまなインターフェースに対応した情報インフラ。この仕組みを導入することで、大田区における多文化共生のさらなる推進を目指す。
まず、国保年金課と連携し、国民健康保険料納入(変更)通知書に「QR Translator」を導入。通知書の構成や見方を15言語で案内することで、外国人にも分かりやすく正確な情報を提供する。また清掃事業課と連携し、プラスチック分別回収制度の周知に「QR Translator」を導入。4月1日より区内全域で実施される「プラスチック分別回収」に関するルールを15言語で案内することで、外国人にも分かりやすく正確な情報を提供する。
いずれも多国籍化・多言語化が進む大田区の地域特性に対し、誰にでも同等な住民サービスを提供。同時に、印刷物の削減、コストの低減や業務効率化を図ることで、サステナブルな多文化共生社会を目指す試みとなる。詳しくはこちら。