2025年01月07日 19:08

日本情報クリエイトは、AI賃料査定ツール「空室対策ロボ」の大型アップデートを実施した。このアップデートにより、賃料予測精度が大幅に向上し、不動産オーナーや賃貸管理会社の業務効率化を強力に支援する。

「空室対策ロボ」は累計100億件の不動産ビッグデータとAI技術を駆使し、賃貸住宅ごとに最適化された高度な「満室戦略レポート」をWEB上で作成できる、賃貸管理会社向けの営業支援DXサービス。今回のアップデートでは、AI査定アルゴリズムの刷新を行い、賃料予測精度を大幅に向上させた。

同社が独自に保有する成約賃料データや国の統計データを含む「累計100億件」のビッグデータを基盤に、「空室対策ロボ」のAI査定は、業界最高水準の精度を誇る。その査定結果の誤差率を示すMER(Median Error Rate)は「1.04」を記録し、他社公表値を上回る正確性を実現した。

MERは、AIが算出した賃料査定結果と実際賃料との差額を、実際賃料で割った値(誤差率)の中央値を指しており、この値が小さいほど精度が高いことを示している(なお、数値は2024年12月時点のものであり、変動する可能性がある)。

「空室対策ロボ」は、不動産業界における空室率改善や収益性向上を目指し、不動産オーナーや管理会社にとって欠かせないツールへと進化を続けている。今回のアップデートを通じ、より多くの利用者の課題解決に貢献し、不動産業界全体のDX推進に寄与していく。