2025年01月07日 15:50

B Inc.と福井県観光DXコンソーシアムは、Appleの空間コンピュータ「Vision Pro」で福井県の観光地情報を表示したり疑似訪問体験ができるアプリ「空間ふく巡り」を開発し、1月6日よりApp Store上で提供開始した。
福井県観光DXコンソーシアムは、福井県観光に関するDMP(データマネジメントプラットフォーム)を構築することで、観光政策立案、集客ポイント開発、既存コンテンツの磨き上げ、プロモーション戦略立案や効果検証など、さまざまな角度からデータを活用しながら福井県の稼ぐ観光に貢献していくことを目的として、県内の10の企業や団体でコンソーシアムを構成し、活動している。
「空間ふく巡り」は、県観光連盟の各観光地の紹介文や写真を基に、福井県観光DXコンソーシアムでオープンデータとして公開している観光客向けアンケートの口コミのデータも活用して開発した。口コミデータは、前日までに寄せられたアンケートデータが反映され、よりリアルタイム性の高い情報伝達を可能にしている。
「空間ふく巡り」では、主要観光地がプロットされた福井県の3D地図が表示される。地図はジェスチャーによって、拡大・縮小、回転、移動の操作が可能。観光地のピンをタップすると、写真や紹介文、口コミ情報などの詳細情報が表示される。一部の観光地では、Vision Proならではの高精細で臨場感溢れるイマーシブなVR180の3D映像が目の前に広がり、まるで現地を訪れたかのような疑似訪問体験が可能だ。