2024年12月27日 16:09

SWCCの「MiDIP(R)(ミディップ)」を音響用ケーブルの導体として採用したティグロンの電源ケーブル「TPL-3000A-WT(White Tiger)」が、「オーディオアクセサリー銘機賞2025」でグランプリを受賞した。

「TPL-3000A-WT(White Tiger)」は、同社を代表する4つの独自技術をすべて搭載。高い音質を求める人々にとって信頼できる選択肢となっており、その性能と品質が音響愛好者をはじめ、多くのユーザーに支持されている。この高いノイズ遮蔽性能を有した音響用ケーブルの導体には、極めて高い純度と導電性を有する、SWCCの高機能無酸素銅「MiDIP(R)」が開発段階から採用されている。

「MiDIP(R)」は、一般的な無酸素銅の銅純度が99.96%であるのに対し、独自のディップ・フォーミング・システムという国内唯一の製造方法を用いることで、不純物の少ない原料(電気銅)から製造。その結果、銅純度は99.99%(4N)以上を達成し、酸素含有量は10ppmを大幅に下回る、極めて高品質な無酸素銅となっている。

銅純度99.99%以上という特長が、安定した音響信号の伝送を実現し、本製品の品質向上に寄与。また、優れた加工性により、さまざまな設計ニーズに対応できる点も採用のポイント。安定した高品質の無酸素銅線材を供給し続けてきたことで、この度の4年連続、通算5回目となるグランプリを受賞する快挙に貢献した。