2024年12月23日 15:58

ロイヤリティ マーケティング(LM)は、10~60代のSNS利用者を対象に調査した「SNS情報の信用度に関する調査」の結果を公開した。
まず、情報の信用度が高いメディアは、1位「テレビ」(43.5%)、2位「新聞(一般紙)」(36.7%)。「SNS」は13.1%であり、信用度が高いと思うSNSは「YouTube」「X」「Instagram」がそれぞれ約2割で上位。「特になし」が6割近くを占めた。
また、SNSで発信される情報を「完全に信用する」(1.9%)、「ある程度信用する」(45.9%)を合わせると、全体のおよそ半数が「信用する」と回答。若年層において信用する割合が高く、10代では約6割となった。さらに、SNSは信用できる情報収集手段だと思うかという問いには、すべての年代で「どちらともいえない」が最も高く、次いで「いいえ」だった。
次に、SNSで見た情報を、自分なりに事実確認(ファクトチェック)するか尋ねたところ、「毎回確認する」(12.3%)、「たまに確認する」(49.2%)を合わせると、全体の61.5%が実施。年代別で見ると、年齢層が若くなるほどファクトチェックの実施率が高く、10代では約8割を占めるのに対し、60代では約4割に留まった。
なおSNSで広まるデマ情報に対して、どのような行動を取るを聞いたところ、全体の83.8%が「スルーする」と回答し、「通報する」「反論する」は1割未満だった。