2024年12月12日 15:54

ナビタイムジャパンは、12月12日より、「NAVITIME」「乗換NAVITIME」「NAVITIME forスゴ得」「乗換NAVITIME forスゴ得」にて、電車遅延・運休発生時の「迂回ルート検索」機能を強化する。

昨今、鉄道の運休や運転見合わせの件数が増加傾向で、直近5年では1.25倍に増え、また自然災害による被害を未然に防ぐための鉄道事業者の計画運休が浸透しつつある。こうした背景からもユーザーによる「迂回ルート検索」機能の利用も増加しており、遅延や運休時のより多様な代替ルートへの需要の高まりを感じている。ユーザーの人々に安心して慌てず移動するための一助として「迂回ルート検索」をより便利に利用してもらうため、今回の機能強化に至った。

「NAVITIME」など4サービスでは、電車の遅延や運休が発生している路線や区間を避けたルートを検索できる「迂回ルート検索」機能を提供している。今回のアップデートでは、離れているけど無理なく徒歩で利用できる乗換を考慮したことで、迂回ルートのバリエーションを提供できる。これまでの「迂回ルート検索」と比較して、乗換時は少し歩くが、出発地から目的地までの全体的な徒歩での移動時間や距離は従来よりも減少するようなルートや、平常運転の鉄道を乗り継いで目的地により早く到着するルートも提示できるようになる。今回の対応にあたり、全国全ての駅を対象に、通常は好まれないが遅延や運休時なら少し歩いても良いと思われる駅間の乗換データを、経路探索エンジンを用いて新たに約1万9000件生成し、「迂回ルート検索」に反映した。

ナビタイムジャパン