2024年12月02日 16:02

高千穂交易は、人の動きを熱で検知する配線不要のワイヤレスIoTセンサー「Butlr(バトラー)」の販売開始を発表する。
コロナ禍で増加したテレワークは、その後テレワークとオフィスワークを柔軟に選択できるハイブリットワークの拡大もあり、オフィス回帰が進んでいる。しかし、従業員の出社率増加は、感覚的には認識しているものの、実際の出社率やオフィスエリアの利用状況をデータとして客観的に把握できている企業は多くない。
また近年、ABW(Activity Based Working)が注目され、働き方の多様化に伴うオフィスの在り方も変化。そのため、オフィス利用データは、現在のオフィスの効率的な運営のためだけではなく、将来のオフィス移転やレイアウト変更などを検討する際に、その施策の妥当性を裏付ける重要なエビデンスとなる。
そこで同社はこれまでの感覚的なものからデータに基づいたオフィス運営の推進に向け、プライバシーに配慮したデータ取得のためのツールとしてバトラーを販売する。バトラーのセンサーは電池で稼働し、マグネットによる設置のため、配線不要。既存オフィスへの後付けや段階的な設置にも対応でき、導入コストやランニングコストを抑えることができる。
また熱で人の動きを検知するため、画像検知では難しいプライバシーに配慮したデータ取得が可能。個人を特定できる情報を取得しないため、万が一の情報流出などへのリスクが低い。詳しくはこちら。