2024年11月22日 16:17

LiquidとRAKUVISAは業務提携、「GPASS」と「RakuVisa」をサービス連携することで、在留外国人がGPASSアプリから在留資格の更新申請の手続きを正確に、かつ短時間で行えるようになる。

外国人労働者数は過去最高の200万人を超え、特定技能の対象分野と受け入れ上限拡大や育成就労制度の新設など外国人労働者の存在感が増している。一方、在留資格申請は複数の申請書類および添付書類を必要とする行政手続きだが、外国人本人にとっては受理までの書類作成の分かりにくさや煩雑さが課題に。

GPASSは外国人が、日本で「働く」「暮らす」上で必要な自身の情報を、一元的に管理・利用することを可能にするプラットフォーム。またRakuVisaは、デジタル庁・出入国在留管理庁と連携した在留資格の申請をオンラインで行えるクラウドサービス。GPASSとRakuVisaの連携により、GPASSユーザーはGPASSの在留カード情報を利用して本人情報入力と情報アップロードをスキップし、迅速に在留資格更新の申請を行うことが可能となる。

手続きの所要時間は、自力での紙申請の場合に、書類を書き、出入国在留管理局へ行く標準的な時間と比較して95%削減、RakuVisaのみを利用して申請する時間と比較しても40%削減する。またGPASSで外国人就労資格管理を行う事業者は、外国人労働者への在留資格更新の案内や申請サポートをGPASSに一任し、管理業務を効率化することができる。