2024年11月21日 15:00

アドバンスト・メディアは、ボイスボット(音声認識IVR)のクラウドサービス「AmiVoice ISR Studio」に、アウトバウンドコール機能を搭載した。

「コールセンター白書2023」の調査によると、電話対応を自動化するボイスボットは、今後導入予定のITソリューションとして、2022年度は24.2%の1位。また、2023年度は22.6%の2位と、多くのコンタクトセンターで導入が検討されている。さらにリマインド(確認)コールや督促など、企業から顧客に電話を発信する「アウトバウンドコール」における自動化ニーズも、人手不足のほかカスハラなどの対策の一つとして増加傾向にある。

そのような中、国内シェアNo.1のAI音声認識AmiVoiceを活用したボイスボットクラウドサービス「AmiVoice ISR Studio」は、新たにアウトバウンドコール機能をリリース。架電での電話対応の自動化に対応した。

本機能は、人手をかけずに短時間で多くの発信が可能なため、来店や訪問予定の確認、アンケート調査、督促などに利用でき、業務の自動化や機会ロスの削減を実現する。また、シーンごとに選択できる高精度な音声認識エンジンと生成AIを用いた意図解釈により、柔軟な自動応対を実現。これにより、相手の話した内容による分岐や留守番電話への対応、シナリオ遷移、ヒアリング、案内など、今までオペレーターが対応せざるを得なかったシーンでも自動化が可能となる。